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InfoAssist のレポートにスライサを追加後、これらを使用して、レポートにフィルタを設定することができます。スライサメニューから値を選択することや、表示レコード数の変更、新しいグループの作成、既存スライサグループのクリア、レポートプレビューの更新が行えます。
値が選択されていないスライサには、選択済みスライサによってフィルタされた値が表示されます。次のスライサメニューには、前に選択したスライサの条件に一致する値のみが表示されます。スライサへのフィルタは、スライサグループの表示順ではなく、選択された順序で設定されます。スライサの連鎖は、階層の場合にのみ有効になります。
文字フィールドで使用可能な演算子は次のとおりです。
数値フィールドおよび日付フィールドで使用可能な演算子は次のとおりです。
下図のように、メニューに演算子のリストが表示されます (数値フィールドの場合)。
注意:文字フィールドでは、[等しい] と [等しくない] の切り替えのみを行えます。
手順/構文 |
階層 (キューブまたはディメンションベース) の場合、スライサの連鎖は、ユーザが操作した順序ではなく、階層内で設定されます。これにより、パフォーマンスの問題が回避されます。
下図は、ディメンションビルダベースの階層を示しています。
同一階層の各フィールドのコントロールには、互いに連鎖が設定されます。下図の例では、作成されたレポートに、製品の売上数量がカテゴリ別、年度別に表示されています。
下図の例では、このレポートに 2 つのグループが作成されています。これらのグループは、[Product] と [Time (Sales)] です。これらは階層から作成されているため、互いに連鎖が設定されます。
下図の例では、[Product] グループの最初のコントロールとして [Televisions] が選択されています。
[OK] をクリックすると、下図のようにドロップダウンメニューに新しいコントロールが表示されます。
小数点の左側の「1」は、ユーザが操作した連鎖の中で、これが最初の連鎖であることを示しています。小数点の右側の「1」は、その連鎖内のコントロールの中で、これが最初のコントロールであることを示しています。
下図の例では、[Product] グループの 2 つ目のコントロールとして [Flat Panel TV] が選択されています。フィルタが設定された結果、このメニューには [Televisions] のサブカテゴリのみが表示されています。
下図のように、[Product] サブカテゴリのドロップダウンメニューに [Flat Panel TV] が表示されます。
「1.2」という数字は、これが最初の連鎖の 2 つ目のコントロールであることを示しています。
一方、2 つ目のグループとして [Time (Sales)] が作成されています。下図のように、このグループには 2 つのコントロールがあり、最初のコントロールは [Year (Sales)]、2 つ目のコントロールは [Quarter (Sales)] です。
下図の例では、レポートにフィルタが設定された結果、2007 年の第 1 四半期に販売された Flat Panel TV の数量のみが表示されています。
注意:連鎖の順序は、動的に機能します。たとえば、最初に [Product] サブカテゴリから [Camcorder] を選択した場合、[Product] カテゴリのコントロール値は [Video Production] になります。
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