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アダプタを使用することで、使用するオペレーティングシステムに関係なく、ほぼすべてのリレーショナルデータソースおよび非リレーショナルデータソースのデータを、SQL ステートメントまたは WebFOCUS リクエストで管理することが可能になります。
WebFOCUS Client は、サーバ上のデータを処理するリクエストを生成します。サーバはデータソースとして機能し、複数のクライアントからデータアクセスおよび処理を実行するリクエストを受け取ります。クライアント/サーバアーキテクチャでは、従来の単一のシステムはフロントエンドとバックエンドに分割され、これにより両者間のワークロードの分散が可能になります。通信ソフトウェアによってクライアントとサーバ間のリンクが確立され、任意の通信プロトコルとインタフェースが確立されます。
サーバでは、さまざまな種類のデータソースにアクセスするためのアダプタがサポートされます。Web コンソールを使用して、これらのアダプタを構成し、データにシームレスにアクセスするためのメタデータを作成することができます。すべてのアダプタは、WebFOCUS レポートの作成および SQL リクエストに使用したり、DataMigrator フローのソースとして使用したりすることができます。
Web コンソールでは、アダプタは次のグループに分類されています。
下図は、Web コンソールの [アダプタ] ページを示しています。
Reporting Server は、アダプタを使用してデータソースにアクセスします。サーバは、WebFOCUS Client から SQL または WebFOCUS の 2 つのタイプのリクエストを受け取ることができます。
サーバがクライアントから受け取ったリクエストは、標準のフォーマットでアダプタに渡されます。アダプタはリクエストを受け取り、固有のデータ処理言語 (DML) に変換し、その API を使用してデータソースへの呼び出しを実行します。このようなアダプタの動作によって、サーバはデータソースの複雑な処理から解放されます。アプリケーションでは、SQL ステートメント、WebFOCUS コマンド、ストアドプロシジャを実行または呼び出すことができます。
各アダプタは、それぞれに対応するデータソースにアクセスするよう設計されています。これにより、SQL または WebFOCUS リクエストと、データソースの DML との間での変換が可能になります。アダプタは、構文、機能、スキーマ、データタイプ、カタログ、データ表現、メッセージ処理、アンサセットの抽出の相違など、差異を吸収するためのソリューションを提供します。
詳細は、 (http://documentation.informationbuilders.com) に掲載された、次のマニュアルを参照してください。
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