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複数のレポート、グラフ、スタイル機能を単一の電子ドキュメントに統合した複合レポートを作成することで、高度な電子出版が可能になります。
複合レポートを使用して、パンフレット、請求書、年次報告書など、高度なスタイルが設定された PDF ドキュメントを作成することができます。複合レポートでは、ドリルダウン、ドリルスルー、しおりなどの高度なナビゲーションがサポートされます。
複合レポートは、複数のレポートおよびグラフで構成され、それぞれをページ上の任意の位置に配置することができます。複数のレポートを組み合わせて特定のページに表示したり、新しいページにオーバーフローするレポートの処理方法を指定したりできます。
ビジネスレポートを作成する際に一般的に使用する手法は、相互に関連する 2 つのレポートを作成することです。
統合された複合レポートには、共通のソートフィールドを持つレポートやグラフが配置され、そのソートフィールドの値ごとにドキュメントがバーストされます。共通のソートフィールドの値ごとにページが生成され、ソート値に対して取得されたデータが各ページのすべてのコンポーネントに表示されます。統合された複合レポートの例として、顧客の取引明細書があります。この場合、各顧客は、自分自身の取引のみが記載された明細書を受け取ります。
ReportCaster を使用して、生成された複合レポートを単一ドキュメントとして配信することも、データソース内の主キー値ごとにバーストした単一インスタンスとして配信することもできます。
ドキュメントナビゲーション機能には、ドリルダウン、ドリルスルー、しおり、Excel ブックの目次があります。
WebFOCUS で開発者がレポートアプリケーションに使用できるドリルダウンオプションには、3 つのタイプがあります。これらのドリルダウンは、メタデータで定義する自動ドリルダウン、データの一意の値で定義する条件付きドリルダウン、および「ナレッジマップ」と呼ばれる新しいクロスコンテキストドリルダウンです。ナレッジマップを使用すると、コンテキスト全体だけでなく、データマート全体、キューブ全体、情報システム全体でも強力な分析が可能になります。開発者がナレッジマップをレポートに統合することで、ユーザによる企業情報の活用度が飛躍的に増大します。
たとえば、エンドユーザが、特定の製品の売上レポートから、その製品の開発者の人事レポートにドリルダウンし、さらに製造レポートにドリルダウンしてその製品の部品の仕入先に関する情報を入手することができます。
詳細は、 (http://documentation.informationbuilders.com) に掲載された、次のマニュアルを参照してください。
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