WebFOCUS Managed Reporting

トピックス

Managed Reporting を使用すると、組織内で権限を所有するユーザに対して必要な情報へのアクセスを許可したり、権限を所有しないユーザに対して機密データへのアクセスを制限したりできます。開発者は洗練された WebFOCUS BI Web ページを作成することができ、ユーザはこの Web ページを使用して、静的レポートの表示、動的レポートの実行、個々のリクエストに対応するパラメータ化されたクエリの作成を行えます。

Managed Reporting ユーザは、元のデータソースまたは WebFOCUS レポート言語の詳細および複雑さを意識せずに、各自のビジネスニーズに応じて、レポートを作成して保存することができます。Managed Reporting は、重要データや機密データを保護すると同時に、ユーザが必要な情報にアクセスできるようにします。


ページのトップ

x
Managed Reporting のインターフェースとツール

Managed Reporting は、次のインターフェースとツールを備えています。

WebFOCUS BI Portal   BI Portal を使用して、ナビゲーションを複数のレベルで行えるようにした、斬新な外観の完全な Web サイトを作成することができます。作成可能なレベル数には制限がありません。

動的なコンテンツが作成され、エンドユーザはドラッグアンドドロップ操作で利用できます。このことは、エンドユーザが新しい操作を習得する必要がないという点で重要です。

この製品を使用すると、ポータルの作成が容易になります。BI Portal では、レポート開発ツールの WebFOCUS InfoAssist と同様のリボンインターフェースが使用されます。ポータルの作成は、ほんの数回のクリックとドラッグアンドドロップ操作で完了します。Web デザインの知識がなくても、 InfoAssist でレポートを作成できるユーザであれば、BI Portal を使用することで優れた外観のポータルを作成することができます。

WebFOCUS ダッシュボード   WebFOCUS ダッシュボードは、HTML ベースのシンクライアントです。これを使用して、WebFOCUS Managed Reporting にアクセスするためのユーザインターフェースをカスタマイズすることができます。 WebFOCUS バージョン 8 の BI Portal は、WebFOCUS BI Dashboard の後継製品です。バージョン 8 のダッシュボードは、WebFOCUS の以前のバージョンの有効な Managed Reporting ライセンスを所有するユーザが、既存の BI Dashboard ビューをマイグレートして使用するために提供されています。

Developer Studio   Developer Studio は、WebFOCUS リポジトリに格納されたリソースを含め、リモート WebFOCUS 環境にアクセス可能な完全なクライアント開発環境です。Developer Studio Report Developer および Managed Reporting Developer エディションでは、リモート WebFOCUS 環境へのアクセスが制限されます。

これら両方の Developer Studio エディションでは、権限を所有する開発者が、次の方法で Managed Reporting コンテンツを作成、管理することができます。

InfoAssist    WebFOCUS InfoAssist は、WebFOCUS Managed Reporting の機能を拡張したレポート作成ツールです。ビジネスユーザは、 InfoAssist の高度で使いやすい adhoc レポート機能を使用することで、IT を介さずに社内のあらゆる情報ソースから複雑なレポート、グラフ、レイアウトを作成することができます。

InfoAssist は、Microsoft Office のようなインターフェースを備えた、最新の機能を提供するリッチインターネットアプリケーション (RIA) です。極めて直観的な操作が可能であることから、ユーザは adhoc レポート機能の技術的複雑さから解放されると同時に、ビジネス上の情報ニーズを満たすために不可欠な機能には、すべて無制限にアクセスすることができます。InfoAssist は、強力な adhoc レポートツールで、レポートとグラフのデザインおよび展開をすばやく効率的に行えます。このツールは、双方向的でカスタマイズが可能な WYSIWYG (What You See Is What You Get) 開発環境を採用しています。ユーザは開発中いつでも即座に、レポートやグラフが適切に作成されているかどうかを確認することができます。

ディファード実行   ディファード実行は、レポートの実行をバックグラウンド処理で行えるようにしたレポートリクエスト送信オプションです。ディファードを実行すると、WebFOCUS がレポートを処理する間に、Managed Reporting での作業を継続できます。その後、[ディファードレポートステータス] インターフェースを使用して、レポート出力を表示し、プライベートコンテンツとして保存することができます。

OLAP パネルおよび OLAP コントロールパネル   OLAP (オンライン分析処理) パネルおよび OLAP コントロールパネルを使用して、レポート上のデータを表示して操作することができます。これらのツールでは、選択条件から得られた結果の出力を要求に応じて変更し、即時に確認できます。OLAP にはさまざまな分析機能が備えられており、レポートデータの分析に役立ちます。

Web ビューア   WebFOCUS ビューアには、一度に 1 ページのレポート出力が表示されます。このツールは、大量のページを含むレポートを扱う場合に便利です。Web サーバからブラウザへは、最初のページのみが送信されます。WebFOCUS ビューアでは、出力をページ単位で閲覧したり、特定の文字列を検索したりできます。

アラートレポート   最初にテスト条件を適用するアラートレポートを作成します。このテスト条件 (データソースに対して確認するルールまたはイベント) に基づいて、どの時点でレポートを作成するかが決定されます。次に ReportCaster を使用して、テスト条件を確認する頻度を指定し、条件が満たされた場合にユーザにレポートを配信するようスケジュールすることができます。

Mobile Favorites WebFOCUS Mobile Favorites は、情報やアプリケーションを配信するための強力なプラットフォームをモバイルデバイスに提供します。

ReportCaster   ReportCaster は、WebFOCUS レポートのスケジュール、配信、格納を行うためのソリューションです。ReportCaster は、WebFOCUS レポート、URL のコンテンツ、ファイルの実行および配信を一元的に管理できるよう設計されています。ReportCaster は複数の管理者をサポートし、組織内の情報配信を一元的に管理することができます。ReportCaster を使用して、最新の重要情報を、その情報を必要とするユーザに対して、必要なときに自動的に直接提供することができます。


ページのトップ

x
詳細情報

詳細は、 (http://documentation.informationbuilders.com) に掲載された、次のマニュアルを参照してください。


WebFOCUS