WebFOCUS BI Portal

WebFOCUS BI Portal は、優れた Web 開発機能とユーザカスタマイズ機能が統合されたツールです。ユーザの利用場所に関係なく、インタラクティブに操作できる高度な BI をあらゆるユーザに提供します。ユーザは、最小限の作業とトレーニングだけで、下図のような美しい外観のポータルを作成することができます。

ユーザは、このインタラクティブに操作を行える高度なツールを使用して、情報の利用方法をユーザ独自のワークフローに合わせて調整することで、BI を自由自在にパーソナライズすることができます。

リボンベースのユーザインターフェースには、Adobe Dreamweaver などの業界標準製品に類似したプロパティパネルが統合され、BI アナリストと Web 開発者の両方が直観的な操作でコンテンツにスタイルを適用したり、フォーマットを設定したりできます。

ポータルレベルとページレベルの両方にセキュリティを設定すると、ポータルの管理がより一層容易になります。これにより、複数のグループを対象に 1 つのポータルを作成し、必要に応じて特定のページへのアクセスのみを制限することもできます。

また、WebFOCUS BI Portal は WebFOCUS Client リポジトリおよび認可セキュリティモデルと密接に連動しているため、表示されるビューやコントロールがユーザロールやグループメンバーシップに基づいて自動的に制御されます。

WebFOCUS BI Portal の特長

WebFOCUS BI Portal の特長は次のとおりです。

ユーザ自身で簡単に BI 情報 (企業情報とユーザ作成情報) にアクセスできるため、ダッシュボードの作成や管理での IT 依存を大幅に抑えられます。
外観、インタラクティブな操作性、使いやすさに優れた包括的なポータルをすばやく作成できるため、コストや時間を要するカスタムコーディングの必要がなくなります。
使い慣れた直観的操作のリボンベースのインターフェースにより、ポータルのデザインが簡素化、迅速化されます。
スタイルが動的に適用されることで、コスト高のデザイナに依頼する必要がなくなり、デザインサイクルも短くなります。これにより、レポート開発者が、ポータル別およびページ別に自動的にスタイルが適用された美しい外観のレポートをすばやく作成、展開することが可能になります。
ポータルのバージョン管理やカスタマイズを部門別、パートナー別、サプライヤ別、顧客別に簡単に行えることで、より高度な実装が可能になると同時に、開発コストが抑えられ、既存の IT リソースを使用した BI の活用範囲が広がります。
デバイスの寸法や形状に応じてポータルが最適化されるため、画面サイズに関係なく、視覚的に魅力のある安定した外観と操作性が保持されます。さまざまな表示コンテナが導入されたことで、より小さい画面領域に、より多くのレポートを表示することができます。
ページレベルのセキュリティにより、権限を持たないグループやユーザに対して特定のページを非表示にできるため、管理するポータル数が減少します。また、SaaS 環境での日々の維持管理が大幅に簡素化されます。
新しく統合されたポータルエンジンにより、BI コンテンツをその場で自由自在にデザインできるとともに、各コンポーネントをグローバル変数でリンクすることで、これらのコンポーネントを連動させたり、フィルタを設定したりできます。エンドユーザは、IT を介さずに複数のソースから情報の本質を捉えたり、複雑なアプリケーションのコンテンツの更新やコンポーネントの置き換えを行えます。