Active テクノロジ

WebFOCUS Active テクノロジのレポートおよびダッシュボードを使用すると、高額なライセンス費や複雑なデスクトップソフトウェアを必要とせずに、あらゆるコンピュータやモバイルデバイスの Web ブラウザで強力な BI の活用が可能になります。WebFOCUS Active テクノロジのレポートおよびダッシュボードの特長は、ラップトップ、iPad、iPhone、Android、BlackBerry、Treo、Samsung デバイスのほか、DELL および HP PDA など、あらゆるデバイスでどこでも実行できる点にあります。企業は、Active テクノロジを使用して単一の Web アプリケーションを作成することで、デバイスに依存しない、かつデバイスの機能を十分に活用したコンテンツを提供することができます。Active テクノロジを使用した Web アプリケーションでは、ブラウザ固有の機能を利用して、タッチスクリーンデバイスのジェスチャ機能など、各デバイスネイティブの外観や操作感を動的に活用します。

レポートユーザは、ユーザ自身でコンテンツを操作して表示方法を変更したり、ネットワークやデバイスの制約を受けずにレポートを他のユーザに転送したりできます。さらに、Active テクノロジのレポートおよびダッシュボードを、自己完結型の Adobe Flash ファイルや、Adobe PDF に埋め込まれた Adobe Flash コンテンツとして提供すると、ユーザフレンドリでインタラクティブな操作が可能なアプリケーションになります。

Active テクノロジの特長と利点

Active テクノロジのレポートおよびダッシュボードの特長と利点は次のとおりです。

データ接続を繰り返さずに、何度も変換可能な単一レポートを提供することで、IT キューに送信されたレポートリクエストのバックログを最小限に抑える。
社内ユーザと社外ユーザの区別なく、同一の配信方法で高度なレポートを簡単に配信できる。
外出時でもモバイルデバイスを使用して必要なときに必要な情報にアクセスできる。
ユーザが切断モードで作業できるため、ネットワーク負荷が減少する。
社内データを外部ユーザに提供する際のジレンマを解消する。
社外ユーザが利用できない可能性のある他社製ソフトウェアへの依存を排除する。
直観的に操作できるユーザインターフェースを備えているため、スプレッドシートの操作に不慣れなレポートユーザでもデータ分析を行える。

Active Report は、オフライン分析を目的としたレポートです。Active Report の主な機能は次のとおりです。

Excel のような分析機能を備えた、データのオフライン分析。この分析オプションには、フィルタ設定、ソート、グラフ作成など、さまざまな機能があります。
プラグインやプログラムの追加が不要なオフライン作業。Active Report は、自己完結型のレポートで、HTML 出力ファイル内のデータすべてと JavaScript が格納されています。データとインタラクティブ機能が HTML ファイルにパッケージ化されているため、出力結果は、Email による送信時の圧縮性に優れ、セキュリティの透過性を提供します。
Active Report 機能付きのレポートをローカルマシンに保存。データの表示または分析するためにサーバに接続する必要はないため、どこでもレポートを保存および使用できます。
Adobe Flash Player を使用した Active Report では、HTML バージョンの Active Report で使用可能な機能のほとんどが、視覚的効果の高いユーザフレンドリなレポートフォーマットとして提供されます。自己完結型の Adobe Flash ファイル (.swf) として提供された Active Report では、大規模データセットの高速な分析や、インタラクティブな操作を行えます。