Active テクノロジレポートの作成

トピックス

手順/構文

Active Report は、オフライン分析用に設計された自己完結型のレポートで、出力ファイル内のデータすべてと JavaScript が含まれています。Active Report を使用して、次のことを行えます。

Adobe Flex を使用した Active Report では、HTML バージョンの Active Report で使用可能な機能のほとんどが、ユーザフレンドリなレポートフォーマットとして提供されます。@new@自己完結型の Adobe Flash ファイル (.swf) として生成される Active Report では、大規模データセットの高速な分析や、インタラクティブな操作を行えます。


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手順    Active テクノロジレポートを作成するには
  1. InfoAssist をレポート表示で開き、[フォーマット] タブの [出力] グループで [Active Report] をクリックします。
  2. レポートを作成します。
  3. レポートを実行します。

    下図は、[Product Category] 列にメニューオプションが表示された Active Report を示しています。

    メニューオプションが表示された Active Report


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Active テクノロジレポートのメニューオプション

下表は、Active テクノロジレポートのメニューオプションを示しています。

オプション

定義

昇順ソート

列を昇順でソートします。

降順ソート

列を降順でソートします。

フィルタ

データにフィルタを設定します。次のオプションがあります。

  • 等しい
  • 等しくない
  • より大きい
  • 以上
  • より小さい
  • 以下
  • 文字列を含む
  • 文字列を含む (大文字と小文字の一致)
  • 文字列を含まない
  • 文字列を含まない (大文字と小文字の一致)

演算

フィールドに適用可能な演算タイプです。

  • クリア
  • すべてクリア
  • 件数
  • [固有値 (値の種類)] は、フィールド内の一意の値の数を示します。

数値フィールドには、次の演算を適用することもできます。

  • 集計
  • 平均
  • 最小
  • 最大
  • 合計のパーセント

グラフ

レポートからグラフを作成します。オプションには、[円]、[折れ線]、[棒]、[散布図] があります。

集約

集約テーブルの作成に使用可能なフィールドをすべて表示します。

ピボット (クロス集計)

ピボットテーブルの作成に使用可能なフィールドをすべて表示します。

ピアグラフ

選択した列でピアグラフを追加または削除します。[ピアグラフ] オプションは、数値データ列でのみ使用できます。

列の非表示

選択した列をレポート内で非表示にします。

列の表示

レポート内で非表示の列の名前をすべて表示し、それぞれの列を個別に再表示することができます。

レポート内の特定の列を再表示するには、非表示の列リストからその列の名前を選択します。

列の固定

レポートを特定の列で固定し、横方向へのスクロール時に、固定した列より左側の列を常に表示された状態にします。

注意:ブラウザウィンドウ内にレポート全体を表示できる場合、列の固定は適用されません。[列の固定] オプションは、レポートを折りたたみ付き (アコーディオン) で表示した場合は使用できません。

すべて固定解除

列の固定を解除します。

リストツール

リストツールを開き、Active Report での列の順序変更、選択した複数列の昇順または降順ソート、列の表示と非表示の切り替え、列への演算結果の追加、中間合計の追加を行えます。

グラフ/集約ツール

グラフ/集約ツールを開き、複数のグループフィールドを選択して、グラフまたは集約テーブルを生成することができます。グラフ/集約ツールには、Active Report で使用可能なフィールドのリストが表示され、このリストから [グループ] および [基軸] ボックスにフィールドを追加します。フィールドをドラッグし、追加先のボックスにドロップします。

ピボットツール

ピボットツールを開き、複数のグループフィールドを選択して、グラフまたはピボットテーブルを生成することができます。ピボットツールには、Active Report で使用可能なフィールドのリストが表示され、このリストから [グループ]、[ACROSS]、[基軸] ボックスにフィールドを追加します。フィールドをドラッグし、追加先のボックスにドロップします。

レコードの表示

[レコードの表示] メニューオプションを開き、レポートの 1 ページあたりに表示可能なレコード件数のリストを表示します。1 ページあたりに表示する件数 (例、10 件) を選択します。[デフォルト] を選択すると、WebFOCUS レポートプロシジャで指定された 1 ページあたりのレコード件数 (行数) が表示されます。

コメント

Active Report 出力でセルの下にコメントを表示したり、コメントのインジケータを非表示にしたりします。

Email として送信

レポートを Email で送信します。

注意:この機能を使用するには、ブラウザのセキュリティ設定で ActiveX を有効にしておく必要があります。

この機能は、Internet Explorer でのみサポートされます。

変更の保存

変更内容を保存します。

注意:この機能を使用するには、ブラウザのセキュリティ設定で ActiveX を有効にしておく必要があります。

この機能は、Internet Explorer でのみサポートされます。

エクスポート

すべてのレコード、またはフィルタされたレコードのみを HTML、CSV、XML のいずれかにエクスポートします。

注意:この機能を使用するには、ブラウザのセキュリティ設定で ActiveX を有効にしておく必要があります。

印刷

すべてのレコード、またはフィルタされたレコードのみを印刷します。

ウィンドウ

複数のレポートを重ねて表示するか、タブ別に表示します。

元に戻す

Active Report を、レポートプロシジャで指定されたデフォルトの状態に戻します。



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Active テクノロジレポートオプションの構成

トピックス

[Active Report オプション] ダイアログボックスでは、ユーザロールに基づいて、メニューオプションなどの Active Report オプションを構成することができます。

[Active Report オプション] ダイアログボックスにアクセスするには、[フォーマット] タブの [機能] グループで [Active Report オプション] ボタンをクリックします。このボタンは、出力タイプとして、[Active Report]、[Active Flash]、[Active PDF] のいずれかが選択されている場合に使用可能になります。

[Active Report オプション] ダイアログボックスには、次のタブがあります。



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全般タブ

[全般] タブでは、Active Report に固有の全般プロパティを設定します。 下図は、[全般] タブを示しています。

[全般] タブには、次のオプションがあります。

表示   このエリアには、ウィンドウを重ねて表示するか、タブ表示するかを設定するオプション、および列を固定するオプションがあります。

ページオプション   このエリアでは、1 ページあたりのレコード件数の設定、ページ情報の表示の有効化、配置の変更、ページ情報の位置設定を行えます。

グラフオプション   このエリアには、グラフに関するオプションがあります。



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メニューオプションタブ

[メニューオプション] タブでは、ユーザタイプを選択し、ユーザタイプ別にメニューに表示するオプションを選択します。下図は、[メニューオプション] タブを示しています。

[Active Report オプション] ダイアログボックスの [メニューオプション] タブ

[メニューオプション] タブには、次のオプションがあります。



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色タブ

[色] タブでは、レポート上のさまざまなオブジェクトの色を選択することができます。下図は、[色] タブを示しています。

[Active Report オプション] ダイアログボックスの [色] タブ

[色] タブには、次のオプションがあります。

ページ   このエリアには、ページテキストのフォントおよび背景の色を設定するオプションがあります。

行の選択   このエリアには、マウスポインタをレポートの行の上に置いたり、行を選択したりしたときに表示する色の設定オプションがあります。

ピアグラフ   このエリアには、ピアグラフの棒の色を設定するオプションがあります。

演算   このエリアには、演算の値に使用する色を設定するオプションがあります。

メニュー   このエリアには、メニューの色を変更するオプションがあります。



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詳細タブ

[詳細] タブでは、アクティブキャッシュから取得する行数の制御、およびセキュリティの設定を行います。

注意:アクティブキャッシュは、[フォーマット] タブの [出力] グループで、出力タイプとして [Active Report] を選択し、[フォーマット] タブの [ナビ] グループで [Web ビューア] をクリックした場合に有効になります。

下図は、[詳細] タブを示しています。

[Active Report オプション] ダイアログボックスの [詳細] タブ

[詳細] タブには、次のオプションがあります。

アクティブキャッシュ   HTML Active Report のデータをバイナリファイルにキャッシュし、事前に設定した増加値に基づいてキャッシュデータを出力ウィンドウに返します。

セキュリティ   このエリアでは、レポートにアクセスするためのパスワードを設定したり、日付または日数に基づいて期限切れを有効にしたりできます。

注意:Active Report のセキュリティオプションは、作業領域の各コンポーネントに個別に設定できますが、指定可能なパスワードは、レイアウト全体で 1 つのみです。


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