HOLD ファイルの作成

トピックス

手順/構文

このセクションでは、HOLD ファイルの使用方法を示す 3 つの例について説明しています。

注意: ACROSS フィールドで HOLD ファイルを使用することはできません。


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手順    HOLD ファイルからレイアウトの複数コンポーネントを作成するには

ここでは、フィールドを HOLD ファイルに抽出し、HOLD ファイルからレイアウトの複数のコンポーネントを作成する手順について説明します。

  1. データソースを選択します。
  2. 後続リクエストで使用するため、抽出が必要なすべてのフィールドを追加します。
  3. [ホーム] タブの [フォーマット] グループで、[ファイル] をクリックします。
  4. [一時ファイル] ダイアログボックスで、ファイル名を入力後、[フォーマット] ダイアログボックスから HOLD ファイルのフォーマットを選択し、[保存] をクリックします。

    注意:デフォルト設定では、一時 HOLD ファイルが作成されます。このファイルは、レポートまたはグラフの実行後に削除されます。代わりに、アプリケーションパスのフォルダパスを選択し、永続的な HOLD ファイルを作成することもできます。このファイルはプロシジャの実行後も保存されるため、再利用することができます。

  5. [レポートの作成] ボタン横の下向き矢印をクリックし、[レイアウトの作成] を選択します。
  6. [挿入] タブの [レポート] グループで、[グラフ] をクリックします。
  7. グラフにフィールドを追加します。
  8. 別のグラフを挿入します。
  9. このグラフにフィールドを追加します。
  10. [フォーマット] タブの [グラフ] グループで、[円] をクリックします。
  11. [挿入] タブの [レポート] グループで、[レポート] をクリックします。
  12. レポートにフィールドを追加します。
  13. 必要な任意の数のレポートおよびグラフを追加し、レイアウトを完成させます。

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手順    HOLD ファイルから表形式レポートを作成するには

ここでは、リクエストで計算された一時項目 (DEFINE)、一時項目 (COMPUTE) の値を格納し、別のリクエストで処理する手順について説明します。

この手順を実行し、地区および年度ごとの製品カテゴリ別売上数量を表示する表形式レポートを作成します。また、地区内での割合を示す列も追加します。

  1. WF_RETAIL マスターファイル、またはこれに類似の数値フィールドおよび文字フィールドが格納されている任意のマスターファイルを選択します。
  2. [Quantity, Sold] を追加します。
  3. タイトルを変更します。
  4. [タイトルの変更] ダイアログボックスで、「Quantity」と入力し、[OK] をクリックします。
  5. [Region] を追加します。
  6. [ホーム] タブの [フォーマット] グループで、[ファイル] をクリックします。
  7. [一時ファイル] ダイアログボックスで、HOLD ファイルの名前を入力し、[保存] をクリックします。

    注意:デフォルト設定では、一時 HOLD ファイルが作成されます。このファイルは、レポートまたはグラフの実行後に削除されます。 代わりに、アプリケーションパスのフォルダパスを選択し、永続的な HOLD ファイルを作成することもできます。このファイルはプロシジャの実行後も保存されるため、再利用することができます。

  8. [レポートの作成] ボタンをクリックします。
  9. [フィールド] タブの [表示] グループで、[最初の値] をクリックし、[Quantity, Sold] に FST 演算接頭語を追加します。
  10. [Quantity, Sold] は後続する計算で使用するため、[フィールド] タブの [表示] グループで、[フィールドの非表示] をクリックし、[Quantity, Sold] を非表示にします。
  11. [データ] タブの [演算] グループで、[一時項目 (COMPUTE)] をクリックします。
  12. [SUM フィールド (Compute)] ダイアログボックスで、次の操作を実行します。
    • [フィールド名] テキストボックスに「XPCT」と入力します。
    • [フォーマット] テキストボックスに「F6.2%」と入力します。
    • イメージ内に、パーセント値を計算する式を入力します。
  13. [OK] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
  14. BY フィールドとして [Region] を追加します。
  15. [フィールド] タブの [表示] グループで、[中間合計] ドロップダウンメニューから [単純] を選択し、[Region] の中間合計を作成します。
  16. BY フィールドとして [Product, Category] を追加します。
  17. ACROSS フィールドとして [Year, (Sales)] を追加します。
  18. [ホーム] タブの [レポート] グループで、[行合計] をクリックします。

これで、レポートは完成です。


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手順    サブクエリで使用する HOLD ファイルを作成するには

この手順では、サブクエリで使用する HOLD ファイルの作成方法について説明します。

  1. 少なくとも 1 つのフィルタ条件を設定した新しいレポートを作成します。

    たとえば、下図のレポートには、性別が女性の顧客 ID が表示されています。

    性別が女性の顧客 ID  レポート

  2. [ファイル] をクリックします。

    [ファイル] ボタンは、[ホーム] タブの [フォーマット] グループ、および [フォーマット] タブの [対象] グループにあります。

    [ファイル] ボタンは、分割ボタンです。ボタンの左側をクリックすると、[一時ファイル] ダイアログボックスが表示されます。右側の下向き矢印をクリックして [一時ファイル] ダイアログボックスを表示し、最初の設定を行うことや、設定を変更することができます。

    下図は、[ファイル] ボタンおよびそのツールヒントを示しています。

    [ファイル] ボタンとツールヒント

    [一時ファイル] [一時ファイル] ダイアログボックスは、下図のように表示されます。

    [パスとフォーマットの選択] ダイアログボックス

    注意:「一時ファイル」というラベルは、ダイアログボックスの上部に表示されます。フォルダを選択すると、このラベルは「パスとフォーマットを選択してください」に変更されます。

  3. [一時ファイル] ダイアログボックスで、次の項目を入力します。
    1. [ファイル名] テキストボックスに、ファイル名を入力します。

      デフォルトのファイル名は「ファイル 1」です。

    2. リストメニューから、ファイルフォーマットとして [SQL スクリプト (*.sql)] を選択します。
    3. HOLD ファイルのパスを選択します。

      パスは、一時ファイル (デフォルト設定)、書き込み可能なサーバのアプリケーションフォルダのいずれかです。

      注意:指定したパスに HOLD ファイル名がすでに存在する場合、[保存] をクリックすると、警告メッセージが表示され、保存できません。別の名前で保存してください。

  4. [保存] をクリックします。

    下図のように、InfoAssist のライブプレビューの下部に、[レポートの作成] ボタンが表示されます。

    ライブプレビューの [レポートの作成] ボタン

  5. 手順 2 から 4 を繰り返し、必要な数の HOLD ファイルを作成します。
  6. レポート、グラフ、レイアウト、レイアウト (入力フォーム) で HOLD ファイルを即座に使用する場合は、対応するオプションを選択します。

    [作成] メニュー

    下図は、[レポートの作成] を選択した場合の [ライブプレビュー] アプリケーションウィンドウの例を示しています。

    注意:HOLD ファイルから作成したレポートで作業する場合、レポートでデータソースを切り替え、追加しようとすると、警告メッセージが表示されます。

    詳細は、InfoAssist 警告メッセージを参照してください。


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FOCUS フォーマットインデックスファイル

インデックスフィールドは、FOCUS フォーマットのみでサポートされます。インデックスの追加が可能なフィールドの最大数は、4 つです。下図のように、ファイルフォーマットが FOCUS の場合、インデックスは [クエリ] ウィンドウに表示されます。

[クエリ] ウィンドウの FOCUS インデックス


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