その他のフォーマット機能の使用

手順/構文


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手順    棒グラフで 3D 表示を設定するには

2D グラフに 3D 表示を適用することができます。

注意:3D 表示の奥行きのために Y 軸目盛り値の判読が困難になる場合は、このオプションをオフにすることができます。この手順では、デフォルトの縦棒グラフに 3D 表示を設定する方法について説明します。

下図は、3D 表示を適用する前の棒グラフを示しています。

3D 表示が適用されていない棒グラフ

  1. 2D グラフを作成します。
  2. [ライブプレビュー] デザインビューで、次のいずれかの方法で 3D 表示を適用します。
    • リボン   [フォーマット] タブの [機能] グループで、[3D 表示] をクリックします。
    • 右クリックメニュー   グラフのフレームを右クリックし、下図のように [3D 表示]、[オン] を順に選択します。

    2D グラフの右クリックメニューで表示される 3D オプション

    下図のように、グラフに 3D 表示が適用されます。

    3D 表示が適用された棒グラフ


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手順    グラフを回転するには

棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフを回転させてデータの方向を変更することができます。

下図は、回転する前の棒グラフを示しています。

回転前の棒グラフ

  1. グラフを作成します。
  2. [フォーマット] タブの [機能] グループで、[回転] をクリックします。

    グラフは時計回りに 90 度回転します。下図は、上記と同一のグラフを回転させた例を示しています。

    時計回りに 90 度回転させた縦棒グラフ


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手順    静的な参照線を表示するには

グラフには、横 (X 軸) 方向と縦 (Y 軸) 方向に、それぞれ最大で 3 つの参照線を追加し、特定のデータ位置を際立たせることができます。

注意:参照線の値は、「10K」などの単一の値にする必要があります。[参照線] ダイアログボックスで複数値のフィールドを選択すると (例、「Quantity, Sold」)、InfoAssist では最後の値がグラフに表示されます。

  1. グラフを作成します。
  2. [フォーマット] タブの [機能] グループで、[参照] をクリックします。
  3. 開いたドロップダウンメニューで、次のいずれかを選択します。
    • Y 軸に参照線を追加
    • X 軸に参照線を追加

    下図のように、[参照線] ダイアログボックスが開きます。

    [参照線] ダイアログボックス

  4. 設定済みの静的な値から、参照線を作成します。
    1. [値] オプションを選択します。
    2. [値] テキストボックスに、参照線で区分する値を入力します。
  5. [テキスト] テキストボックスに、参照線のテキストを入力します。
  6. [位置] ドロップダウンメニューから、参照線の位置を選択します。

    次のオプションがあります。

    • 中央上 (デフォルト)
    • 左上
    • 右上
    • 中央下
    • 左下
    • 右下
    • 中央
  7. [スタイル] ボタンをクリックし、参照線のスタイルを設定します。次のオプションがあります。
    • 実線 (デフォルト)
    • 点線 1
    • 点線 2
    • 破線 1
    • 一点鎖線 1
    • 破線 2
    • 一点鎖線 2
  8. [色] ボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、参照線およびテキストの色を選択することができます。
  9. [太さ] ボタンをクリックし、参照線の太さを選択します。次のオプションがあります。
    • 1px - 細い (デフォルト)
    • 2px - ふつう
    • 3px - 太い
  10. [OK] をクリックして、選択したオプションを保存し、[参照線] ダイアログボックスを閉じます。

    グラフに参照線が追加されます。

    下図は、Y 軸に参照線が追加された棒グラフを示しています。参照線を追加する際に、[値] テキストボックスに「120」、[テキスト] テキストボックスに「Top Selling Product」が入力されています。参照線には、デフォルト設定の位置である [中央上] が使用されています。フォーマットは、太さがふつうの、赤色、点線に設定されています。

    参照線が追加されたグラフ


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手順    動的な参照線を表示するには

InfoAssist では、参照線を定数または一時項目 (COMPUTE) フィールドから作成することができます。

フィールド値を使用すると、プロパティを動的に定義できるため、フィールドに割り当てた値に応じて、グラフ上の参照線の位置を動的に変更することができます。

注意:参照線の値は、「10K」などの単一の値にする必要があります。 [参照線] ダイアログボックスで複数値のフィールドを選択すると (例、「Quantity, Sold」)、InfoAssist では最後の値がグラフに表示されます。

ここでは、動的な参照線の作成手順について説明します。この参照線の値は、日付に応じて変化します。この例では、運送会社ごとの配送までの概算日数をトラッキングします。配送までの概算日数は、販売日が祝日かどうかに基づいて計算されます。

  1. 参照線を計算する一時項目 (COMPUTE) を作成します。
    1. [データ] タブの [演算] グループで、[一時項目 (COMPUTE)] をクリックします。

      [SUM フィールド (COMPUTE)] ダイアログボックスが開きます。

    2. [フィールド] テキストボックスに、「Reference」と入力します。
    3. フォーマットを「I2」に設定します。
    4. [式] テキストボックスに、「IF WF_RETAIL.DIM_TIME_SALES.TIME_HOL EQ 'Y' THEN 5 ELSE 2」と入力します。
    5. [OK] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
  2. 追加された「Reference」フィールドを非表示にします。
  3. 動的な参照線を追加します。
    1. [フォーマット] タブの [機能] グループで、[参照] をクリックします。
    2. ドロップダウンメニューから、[Y 軸に参照線を追加] を選択します。

      [参照線] ダイアログボックスが開きます。

    3. [フィールド] オプションを選択します。
    4. ドロップダウンメニューから、[Reference] を選択します。
    5. [テキスト] テキストボックスに、「Acceptable」と入力します。
    6. [太さ] ドロップダウンリストから、[2px - ふつう] を選択します。
    7. [位置] ドロップダウンリストから、[左上] を選択します。
    8. 必要に応じて、参照線の色とスタイルを変更します。
    9. [OK] をクリックし、[参照線] ダイアログボックスを閉じます。
  4. グラフを実行します。

    下図のように、オートプロンプトが表示されます。

    1. [20100101] (2010 年 1 月 1 日) を選択して [実行] をクリックし、この日付が祝日であることから、5 日間が許容される (Acceptable) ことを確認します。
    2. [20100102] (2010 年 1 月 2 日) を選択して [実行] をクリックし、この日付が祝日ではないことから、2 日間が許容される (Acceptable) ことを確認します。
  5. [保存] をクリックします。

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手順    グラフに注釈を表示するには

注釈とは、説明テキストやコメントのことです。グラフには、最大で 8 つの注釈を追加することができます。

  1. グラフを作成します。
  2. [フォーマット] タブの [機能] グループで、[注釈] をクリックします。
  3. 開いたドロップダウンメニューで、[注釈の追加] を選択します。

    下図のような [注釈] ダイアログボックスが表示されます。

    [注釈] ダイアログボックス

  4. テキストボックスに、注釈のテキストを入力します。
  5. [位置] ドロップダウンメニューから、注釈の位置を選択します。次のオプションがあります。
    • 上左
    • 上中央
    • 上右
    • 中央左
    • 中央右
    • 下左
    • 下中央
    • 下右
  6. [OK] をクリックして、選択したオプションを保存し、[注釈] ダイアログボックスを閉じます。

    グラフに注釈が追加されます。

  7. [実行] をクリックしてレポートを生成します。

    下図は、中央右の位置に注釈が追加されたグラフを示しています。

    注釈が追加されたグラフ


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