レポートのスタイル設定

手順/構文

レポートの特定エリアに、カスタムスタイルを適用することができます。InfoAssist でレポートを作成する際は、次のようなスタイル設定のカスタマイズを行うことができます。


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手順    レポートレベルでスタイルを設定するには

レポート全体にスタイルを設定することができます。

  1. レポートを作成します。
  2. [ホーム] タブの [レポート] グループで、[スタイル] をクリックします。

    [レポートスタイル] ダイアログボックスが表示されます。

    [レポートスタイル] ダイアログボックス

  3. [スタイル] グループで利用可能な次の任意のスタイルオプションから選択します。
    • フォント   メニューを使用して、フォントを変更します。
    • フォントサイズ   メニューを使用して、フォントサイズの数値を変更します。
    • フォントスタイル   該当するボタン (太字、斜体、下線) をクリックして、選択したテキストのスタイルを設定します。
    • テキスト配置   該当するボタン (左揃え、中央揃え、右揃え) をクリックして、選択したテキストの位置を揃えます。
    • 文字色   このボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、フォントの色を選択します。
    • 背景色   このボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、レポートの背景色を選択します。
    • 通貨記号   該当するボタン (米国ドル、英国ポンド、日本円、ユーロ、イスラエル新シェケル) をクリックします。
    • スタイルのリセット   [スタイルのリセット] ボタンをクリックして、設定をリセットします。

      注意:スタイルのリセットは、[レポートスタイル] ダイアログボックスが開いている場合にのみ実行可能です。 [OK] をクリックすると、すべての変更が確定されます。 確定したグローバルスタイル設定を元に戻すには、クイックアクセスツールバーの [元に戻す] コマンドを使用します。

    • プレビュー   設定したフォーマットどおりにテキストを表示します。
  4. [OK] をクリックします。 指定したスタイルがレポートに適用されます。

    下図のレポートでは、[オプション] ダイアログボックスで選択されているスタイル (ミディアムブルー) が使用されています。このスタイルでは、Trebuchet MS 9 ポイントの黒色がデフォルトフォントです。

    スタイル設定前のレポート

    下図は、フォントを Helvetica 12 ポイントの青色 (赤 0、緑 0、青 255)、背景色を白 (赤 255、緑 255、青 255) に変更した場合のレポートを示しています。

    スタイル設定後のレポート


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手順    レポートのフィールドレベルでスタイルを設定するには

レポート出力では、選択したフィールドのデータ、列タイトル、またはその両方にスタイルを設定することができます。

  1. レポートを作成します。
  2. [クエリデザイン] ウィンドウで、フィールドを選択します。

    選択したフィールドの [フィールド] タブがリボン上に表示されます。

  3. [スタイル] グループで、次のいずれかをクリックします。
    • データスタイル   選択したフィールドのデータのみにスタイルを設定します。
    • タイトルスタイル   選択したフィールドのタイトルのみにスタイルを設定します。
    • データ + タイトル   選択したフィールドのデータとタイトルの両方にスタイルを設定します。
  4. [スタイル] グループで利用可能な次の任意のスタイルオプションから選択します。
    • フォント   メニューを使用して、フォントを変更します。
    • フォントサイズ   メニューを使用して、フォントサイズの数値を変更します。
    • 文字色   このボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、フォントの色を選択します。
    • スタイルのリセット   [デフォルトのスタイルに戻す] ボタンをクリックして、リセットします。

      注意:リセットは、[レポートスタイル] ダイアログボックスが開いている場合にのみ実行可能です。 [OK] をクリックすると、すべての変更が確定されます。 確定したグローバルスタイル設定を元に戻すには、クイックアクセスツールバーの [元に戻す] コマンドを使用します。

    • フォントスタイル   該当するボタン (太字、斜体、下線) をクリックして、選択したテキストのスタイルを設定します。
    • テキスト配置   該当するボタン (左揃え、中央揃え、右揃え) をクリックして、テキストの位置を揃えます。
    • 背景色   このボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、レポートの背景色を選択します。
  5. [OK] をクリックします。 指定したスタイルがレポートに適用されます。

    下図では、デフォルトのフォーマットが適用されたレポートで、スタイルを設定するために [Revenue] データ列が選択されています。

    [Revenue] データ列が選択されたレポート

    下図では、[Revenue] データ列に設定されたスタイルにより、通貨記号として米国ドル記号 ($) が表示されています。

    [Revenue] データ列にドル記号 ($) が適用されたレポート


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手順    レポートに見出しと脚注を追加するには

見出しと脚注を追加して、レポートに補足説明を付けることができます。見出しおよび脚注は、レポートの目的や対象者にレポートに関する説明や重要情報を提供します。また、見出しと脚注を追加することでレポートの構造が明確になり、必要な詳細情報を見つけやすくなります。さらに、レポートの見栄えをよくするという効果もあります。

この手順では、レポート見出しおよびページ脚注追加して、スタイルを設定します。この手順では、サンプルの値を使用しますが、実際のレポートでは実際の値を入力することができます。

見出しおよび脚注は、[クエリ]、[ライブプレビュー]、[レイアウト] デザインビューで使用可能です。

  1. レポートを作成します。
  2. [ホーム] タブの [レポート] グループで、[見出し/脚注] ボタンをクリックします。

    [見出しと脚注] ダイアログボックスが開きます。

  3. 追加する見出しまたは脚注のタブをクリックします。

    レポートの場合、レポート見出し、ページ見出し、ページ脚注、レポート脚注を追加することができます。デフォルト設定では、[レポート見出し] タブが選択されています。この手順では、デフォルト設定を受容します。

  4. このダイアログボックスのデザインエリア内をクリックし、見出しテキストを入力します。

    この例では、レポート見出しのテキストとして「Quantity Sold by Product」と入力します。

  5. [スタイル] リボンを使用して、レポート見出しテキストにスタイルを適用します。

    たとえば、フォントタイプドロップダウンリスト横の矢印をクリックして、[HELVETICA] を選択します。フォントサイズとして「11」を選択します。

    下図は、選択したスタイルの値を適用したサンプルのレポート見出しを示しています。

    レポート見出しのダイアログボックス

  6. [適用] をクリックして、ダイアログボックスを開いたまま、これまでに加えた変更を保存します。
  7. [ページ見出し] タブをクリックして、ページ見出しを追加します。

    この手順では、提供されている定型句オプションの 1 つを追加します。

  8. スタイルリボンの右端のボタン [定義済みのテキストを挿入] ボタン (見出しと脚注に定義済みのテキストを挿入) をクリックし、リストから [社外秘] を選択します。
  9. フォントおよびフォントサイズを変更します。たとえば、フォントを [HELVETICA] に、サイズを [10] に変更します。

    挿入した定型句の前後に、独自のテキストを追加することもできます。この例では、「For Regional Managers Only」と入力します。

    レポートのページ見出しダイアログボックス

  10. [OK] をクリックし、レポート見出しとページ見出しを保存して、[見出しと脚注] ダイアログボックスを閉じます。

    下図のように、追加してスタイルを設定したレポート見出しとレポート脚注が、[ライブプレビュー] デザインビューに表示されます。

    レポート見出しとページ見出しが追加されたレポート

  11. レポート見出しまたはページ見出しを変更する場合は、それぞれの見出しを右クリックし、メニューから [編集] を選択します。

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手順    レポートの見出しおよび脚注にスタイルを設定するには

レポート出力の見出しフィールドまたは脚注フィールドを選択して、スタイルを設定することができます。

  1. レポートを作成します。
  2. レポートを [ライブプレビュー] デザインビューで開き、スタイルを設定する見出しまたは脚注のテキストを選択します。
  3. [ホーム] タブの [レポート] グループで、[見出し/脚注] をクリックします。

    [見出しと脚注] ダイアログボックスが開きます。

  4. [スタイル] ダイアログボックスで利用可能な次の任意のスタイルオプションから選択します。
    • フォント   メニューを使用して、フォントを変更します。
    • フォントサイズ   メニューを使用して、フォントサイズの数値を変更します。
    • フォントスタイル   該当するボタン (太字、斜体、下線) をクリックして、選択したテキストのスタイルを設定します。
    • テキスト配置   該当するボタン (左揃え、中央揃え、右揃え) をクリックして、選択したテキストの位置を揃えます。
    • 文字色   このボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、フォントの色を選択します。
    • 背景色   このボタンをクリックして [色] ダイアログボックスを開き、レポートの背景色を選択します。
    • スタイルのリセット   このボタンをクリックして、設定をリセットします。

      注意:スタイルのリセットは、[レポートスタイル] ダイアログボックスが開いている場合にのみ実行可能です。 [OK] をクリックすると、すべての変更が確定されます。 確定したグローバルスタイル設定を元に戻すには、クイックアクセスツールバーの [元に戻す] コマンドを使用します。

  5. [OK] をクリックします。 指定したスタイルがレポートに適用されます。

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手順    レポートのデータ行に色バンドスタイルを設定するには

レポートのデータ行に色バンドスタイルを設定することができます。

  1. レポートを作成します。
  2. レポートを [ライブプレビュー] デザインビューで開きます。
  3. [ホーム] タブの [レポート] グループで、[バンド] をクリックします。

    [色] ダイアログボックスが開きます。

  4. 色を選択します。
  5. [OK] をクリックします。

    レポートに、1 行ごとに交互の配色が適用されます。レポート出力のデータ行には、白の背景色と選択した色の背景色が 1 行ごとに交互に表示されます。下図のように、このパターンは、レポート全体に適用されます。

    色バンドが適用されたレポート


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手順    レポートに条件付きスタイルルールを適用するには (定数の使用)

選択した基軸フィールドのデータに条件付きスタイルルールを適用することができます。

  1. レポートを [ライブプレビュー] デザインビューで開きます。
  2. 次のいずれかの方法で [条件付きスタイルルール] ダイアログボックスを開きます。
    • リボン   レポート上でフィールドを選択し、[フィールド] タブの [表示] グループで [条件スタイル] をクリックします。
    • 右クリックメニュー   レポート上でフィールドを右クリックし、[詳細]、[条件付きスタイル設定] を順に選択します。

    [条件付きスタイルルール] ダイアログボックスが開きます。

  3. フィールド名の下の関係演算子ドロップダウンメニューから、関係演算子を選択します。

    次のオプションがあります。

    • 等しい
    • 等しくない
    • より大きい
    • より小さい
    • 以上
    • 以下
  4. 関係演算子ドロップダウンメニュー右側のテキストボックスで、タイプドロップダウンメニューの下向き矢印をクリックします。

    [タイプ] ダイアログボックスが開きます。

  5. [タイプ] ダイアログボックスで、[定数] を選択します。
  6. [値] テキストボックスに値を入力するか、次の操作を実行します。
    1. [値の取得] ドロップダウンメニューから、[すべて]、[最初]、[最後]、[最小]、[最大]、[ファイルから] のいずれかを選択します。選択した値が [値の取得] テキストボックスに表示されます。
    2. [値の取得] テキストボックスで値を選択します。選択した値が [値] テキストボックスに表示されます。
  7. [OK] をクリックします。

    選択した値が、関係演算子ドロップダウンメニュー右側のテキストボックスに表示されます。

  8. [スタイル] ボタンをクリックした後、[文字色] ボタン、または [背景色] ボタンをクリックします。

    [色] ダイアログボックスが開きます。

  9. 色を選択します。
  10. [OK] をクリックします。

    選択した色が [プレビュー] ボックスに表示されます。

  11. [ドリルダウン] ボタンをクリックします。

    [ドリルダウン] ダイアログボックスが開きます。

  12. [ドリルダウン] ダイアログボックスで、次のオプションを指定します。
    • レポートまたは Web ページへのドリルダウン
    • Web ページの URL
    • 代替コメント
    • ターゲット (新規ウィンドウ、同一ウィンドウ)
    • 使用するパラメータ (名前、値)
  13. [OK] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
  14. 別のフィールドに条件付きスタイルルールを設定するには、[新規作成] ボタンをクリックします。

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手順    レポートに条件付きスタイルルールを適用するには (フィールドの使用)

選択した基軸フィールドのデータに条件付きスタイルルールを適用することができます。

  1. レポートを [ライブプレビュー] デザインビューで開きます。
  2. 次のいずれかの方法で [条件付きスタイルルール] ダイアログボックスを開きます。
    • リボン   レポート上でフィールドを選択し、[フィールド] タブの [表示] グループで [条件スタイル] をクリックします。
    • 右クリックメニュー   レポート上でフィールドを右クリックし、[詳細]、[条件付きスタイル設定] を順に選択します。

    [条件付きスタイルルール] ダイアログボックスが開きます。

  3. フィールド名の下のドロップダウンメニューから、関係演算子を選択します。

    次のオプションがあります。

    • 等しい
    • 等しくない
    • より大きい
    • より小さい
    • 以上
    • 以下
  4. 関係演算子ドロップダウンメニュー右側のテキストボックスで、タイプドロップダウンメニューの矢印をクリックします。

    [タイプ] ダイアログボックスが開きます。

  5. [タイプ] ダイアログボックスで、[フィールド] を選択します。

    [タイプ] ダイアログボックスには、データの [ディメンション] および [基軸/プロパティ] が表示されます。次の方法でデータを表示することができます。

    • フィールドをビジネス順に表示する。[タイトル]、[説明]、[名前]、[エイリアス] オプションのいずれかを選択します。
    • フィールドをソート可能なリスト形式で表示する。[名前]、[タイトル]、[エイリアス]、[フォーマット]、[セグメント]、[ファイル名]、[説明]、[参照] オプションのいずれかを選択します。
    • データの階層構造を表示する。[タイトル]、[説明]、[名前]、[エイリアス] オプションのいずれかを選択します。
  6. フィールドを選択します。
  7. [OK] をクリックします。

    選択したフィールドが、関係演算子ドロップダウンメニュー右側のテキストボックスに表示されます。

  8. [スタイル] ボタンをクリックした後、[色] ボタンをクリックします。

    [色] ダイアログボックスが開きます。

  9. 色を選択します。

    選択した色が [プレビュー] ボックスに表示されます。

  10. [OK] をクリックします。
  11. [ドリルダウン] ボタンをクリックします。

    [ドリルダウン] ダイアログボックスが開きます。

  12. [ドリルダウン] ダイアログボックスで、次のオプションを指定します。
    • レポートまたは Web ページへのドリルダウン
    • Web ページの URL
    • 代替コメント
    • ターゲット (新規ウィンドウ、同一ウィンドウ)
    • 使用するパラメータ (名前、値)
  13. [OK] をクリックします。
  14. 別のフィールドに条件付きスタイルルールを設定するには、[新規作成] ボタンをクリックします。

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手順    レポートでセルパディングを使用するには

レポートの行列間に挿入するスペースのサイズをカスタマイズすることができます。

  1. レポートを [ライブプレビュー] デザインビューで開きます。
  2. [レイアウト] タブの [レポート] グループで、[セルパディング] メニューを開きます。
  3. [セルパディング] メニューから [カスタム] を選択します。

    [セルパディング] ダイアログボックスが開きます。

    [セルパディング] ダイアログボックス

  4. [上]、[下]、[左]、[右] テキストボックスに、セルパディング値を入力します。
  5. [OK] をクリックします。

    設定したセルパディング値がレポートに反映されます。

    下図は、デフォルトのセルパディングを使用したレポートを示しています。

    デフォルトのセルパディングを使用したレポート

    下図は、セルの上下左右に 0.01 インチのセルパディングを追加したレポートを示しています。

    カスタムセルパディングを使用したレポート


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